美しい星

映画が観たかったので、DVDを借りに行きまして。

いつもすんごい悩むのですが、

直感なのか、スッと惹かれたのが

三島由紀夫の小説が映画化された

「美しい星」

でした。

見た正直な感想は、

これはこれで、色々試行錯誤されて映像化されたんやろうなと思うし、シュールでちゃんと面白いけど、

やっぱり小説が読みたいなぁ、
とゆうのと

あとは登場人物の黒木のセリフが

幼い頃からワタシが思っていることを
同じように言っていたのが
とっても印象的でした。

自然と共存出来ないのは人間だけ、
どうして人間が必要なのか?
自然、生態系を破壊するのは人間だけやし、

それに、ただ、もしかしたら
自然のリズムを繰り返しているだけの地球を、

やれ自分達のせいで温暖化だとか
自然破壊だとか、

大昔から繰り返されてきた創造と破壊を

人間は
自分達を中心に見てはやいやいやってるだけやろ?

ってゆう感じのセリフ。(実際のセリフとは異なるしワタシの捉えた感じでいうと、こう。)

せやねんなー。

多感な時期は
なんかしらんけど、
昔から人間の必要性について凄く考えていて、

ただただ破滅に向かう為の生き物にしか思えなくて。自分が不必要なものに思えて
生きる意味もわからなくって。

神様的なものがもしいるなら、
試されてる感しかしないし、
とりあえずある程度地球成長したから、
最後は人間でも作って終わりにしよかー
的な感じにしか思えなくて。

まぁでも
その創造と破壊の繰り返しならば、
その過程にしか過ぎないから
納得できるし、
もしかしたら氷河期みたいに崩壊後、
また新しい進化した生き物が生まれるかもやし。

いま与えられてる環境の中でどう生きるかなんて、
自分の問題でしかないし
結構どうにでもなるものやと思うから、

とりあえずはなんか
本当はもっと大きく物事を動かすことをしたかったけど、

今は、色々考えた結果、
誰か1人や1匹やなんかの為だけでもいいから

役に立ちたいよね。
その為に生きたいなと

今はようやく思えてるけど。

…にしても、

やっぱりこう色々思い出させてくれたり
悩ませてくれる作品に触れられるって、

とても凄いことよね。

作品を見るたびに、
作家さん、脚本家さん、俳優さん、カメラマンさんスタッフさん…全ての作り手さんに感謝。

触れるたびに、ワタシもやっぱり
なんか表現したいなって、思う。

あぁ、ほんま、
表現方法の中で。
本当は、何が一番ワタシの向いてることなんやろう???

いつ見つかるのか。
諦めたくはないなぁ。